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AIによるコーディング効率化術:プロンプト活用法

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はじめに

プログラミングに取り組んでいると、時に些細なコードの問題に行き詰まってしまうことがあります。
そんなときに役立つのが、AIアシスタントのChatGPTです。
特にコーディングサポートとして活用すると、作業効率が格段に向上します。
この記事では、執筆者が実際に使用しているプロンプトのコツを紹介し、みなさんがより効果的にChatGPTを活用できるようサポートできればと思います!

制約を設ける

ChatGPTにコードを頼む際、具体的な制約を設けることが重要です。
例えば、「特定のブラウザで動作するコードを作成してほしい」「特定のライブラリを使わないでほしい」など、あらかじめ条件を伝えておくと、より自分の目的に合ったコードを提供してもらえます。
プロンプト例としては次のようになります。

Google Chromeで動作する、jQueryを使わずに、シンプルなフォームバリデーションを作成してください。

このように制約を入れることで、ChatGPTがより適切なコードを提案してくれるようになります。

禁止事項を設ける

自分が避けたい手法や方法がある場合、それをあらかじめプロンプトで伝えておくと、無駄な提案を避けることができます。
例えば、コーディング面で特に避けたい手法を伝えることで、希望に沿ったコードを得やすくなります。

case文を使わずに、条件分岐を作成してください。

また、使用したくない構文やメソッドを伝えておくことも有効です。
例えば、

オプショナルチェイニングの使用は禁止

と伝えると、それに対応した方法でコードが出力されます。
同様に、

case文を使わずに、条件分岐を作成してください。
・オプショナルチェイニングの使用は禁止
・三項演算子の使用は禁止

で、シンプルなif文にしてもらうことも可能です。
このように、禁止事項を伝えることで、より目的に沿ったコードを得られます。

CSSの場合、minifyで共有してもらう

CSSのコードが長くなると見通しが悪くなります。
特に、最終的な出力として余分なスペースやコメントを削除した「minify(圧縮版)」のスタイルシートをもらいたい場合には、ChatGPTにその旨を伝えると便利です。
これにより、デザインのコードがすっきりと整理され、ページの読み込み速度にも良い影響を与えることができます。

CSSをminifyして、余計なコメントや空白を取り除いたコードを出力してください。

この方法で、効率的に美しいコードを取得することができます。
ただし、JavaScriptなどのスクリプトのminifyは可読性が下がるため、注意が必要です。
可読性を重視する場合は、minifyせずにそのままコードを使用する方が適していることがあります。

ソースコードのみを提供

コーディングをしている時に、素早い回答が欲しい時があるかと思います(執筆者がそうなので)。
その場合、ChatGPTにコードの説明を頼んだ際に、余計な説明を省いてソースコードだけを提供してもらいたいことがあります。
例えば、エラーが発生している部分を修正したいとき、コードのみをシンプルに受け取ることで作業がスムーズに進みます。

コードのみを出力してください。説明は不要です。

このようにお願いすることで、素早く修正箇所を受け取ることができます。

終わりに

これらのコツを活用することで、ChatGPTをコーディングの強力なサポーターとして効果的に活用できます。自分のニーズに合わせてプロンプトを調整すれば、AIの力を最大限に引き出し、よりスムーズにコード作成を進めることができます。ぜひ試してみて、作業をさらに効率的に進めてみてください!

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