はじめに
ChatGPTはとても便利で、調べ物や文章作成があっという間に終わってしまうため、つい自分で考えたり、試行錯誤する習慣が薄れてしまうように感じています。
正直なところ、便利なツールに頼りすぎると、自分の力で答えを見つけ出す感覚が失われるのではないかという不安もありました。
しかし、私自身が実際に使ってみる中で、逆に新たな発見や成長もたくさんあったんです。
ここでは、ChatGPTとのやりとりを続けることで、私が感じた成長の実感を5つにまとめてご紹介します。
ChatGPTとのやりを通じて身につくこと5選！
質問の組み立て力が向上する
最初、漠然と「どうすればいい？」と問いかけていた私。
すると、返ってくる答えはどこか抽象的で、思ったほど役立たないことが多かったのです。
そこで、いつまでに何を達成したいのか、具体的な背景や条件を盛り込むように意識してみました。
すると、回答が格段にわかりやすく、論点も明確になったのを実感。
自分の考えを整理して、どう伝えるかを工夫する力が自然と養われました。
表現力・言い換えの幅が広がる
文章作成で詰まったとき、ChatGPTに「もっとやさしい言い回しにして」と頼んでみると、思いがけない表現や柔らかいフレーズが返ってきました。
自分では気づかなかった言葉の組み合わせや、分かりやすい表現がたくさんあって、メモ帳にコピペしながら参考にしていくうちに、文章の幅が広がったと感じています。
今では、どんなシーンでも臨機応変に言葉を選べる自信が少しずつ芽生えました。
問題解決のプロセスを学べる
困ったときにただ答えをもらうのではなく、ChatGPTは「まずこれを試して、次にこうする」という具体的な手順を提案してくれます。
私自身、急いで答えを求めがちでしたが、段階を追って問題に取り組むプロセスを学ぶことで、似たような問題に直面した際も冷静に解決策を組み立てられるようになりました。
たとえば、パソコンのトラブルシューティングや、日常のちょっとした業務の改善策を考えるときにも、その手法がとても役立っています。
思考の整理とアイデア出しのサポート
ChatGPTとの対話を通じて、自分の考えがどんどん明確になっていくのを実感しています。
悩みやアイデアをぶつけると、返ってくる回答をヒントにして「こう考えると整理しやすいんだな」と気づかされる瞬間が多々あります。
例えば、業務での課題解決や改善策を模索する際、論理的な整理の仕方や視点の切り替えのヒントを得ることで、より実践的なアイデアが浮かび上がるようになりました。
自己成長の記録と振り返りができる
何度もやりとりした内容を保存しておくと、後から見返すことができ、自分がどのように成長してきたかが一目でわかります。
保存方法は簡単！文章作成用のメモ帳にコピーして、「Ctrl+S」で保存するだけです。
こうして積み重ねた対話ログを振り返ることで、「昔はこんな質問しかできなかったのに」と自分の変化を実感でき、次へのモチベーションにもつながっています。
実務での活用例
たとえば、あるとき、業務で大切なプレゼン資料を作成しなければならなかったときのことです。
どうやって自分の考えを整理し、説得力のある資料を作ればよいのか、途方に暮れていた私は、ChatGPTに「効果的なプレゼン資料の作り方を教えて」と質問してみました。
すると、具体的な手順や各段階で気をつけるポイントが丁寧に示され、全体の流れが見えたのです。
そのおかげで、業務においても自分のアイデアを段階的に整理し、実践的な方法として取り入れることができました。
もちろん、! 回答の内容は完璧とは言えず、他の情報も合わせて確認する必要がありますが、そのプロセス自体が大きな学びとなりました。
まとめ
便利すぎるChatGPTに頼りすぎると、自分で考える習慣が失われるのではと不安になる一方で、私自身はそのやりとりを工夫することで、質問の組み立て力、表現力、問題解決のプロセス、思考整理、そして自己成長の記録という形で大きな成果を感じています。
要は、ツールにただ頼るのではなく、自分の成長の糧として積極的に活用することが大切です。
これからも、試行錯誤を楽しみながら、業務の中のちょっとした疑問から大きな課題まで、ChatGPTとの対話を通じて自分の可能性を広げていけたらと願っています。
もし興味がある方は、ぜひ一度、自分の質問や考えを整理するためのパートナーとしてChatGPTを活用してみてください！
